法人概要

代表挨拶

訪問看護・ヘルパーステーション Re:Lifeーリライフー 代表:川村 享平

2016年4月、日本初の脊髄損傷特化型の訪問看護・ヘルパーステーションを創設して、10年を迎えることができました。支えていただいたすべての皆様に心から感謝いたします。

私は創業時から3つのことを意識して事業運営をしてきました。

ひとつは、理念である「脊髄損傷の当事者がやりたいことをやる」ことです。
支援者側が何がしたいか・何をやるべきかと考えるのではなく、当事者がどうしたいか・どうありたいかということを大切にしてきました。
時間をかけてリライフらしく浸透してきたと感じることがあり、皆さんの日頃の表情からも感じ取れることが多くあります。
現実的な事業運営をする中で多くのジレンマもありますが、これからも誰のためのサービスなのかを忘れずに、リライフの文化として深く根付いていけるようにしていきます。

ふたつめは脊髄損傷の専門性です。
特に専門性が高く、ケアが難しいと感じるのが排便です。
事業所全体で排便ケアへ取り組み、今では刺激性下剤を使用しないで便失禁や便秘を限りなくゼロにする成果に至りました。
リハビリやヘルパーの専門性も高まって生活全般が安定すると、外出意欲が徐々に高まってきたと感じています。
脊髄損傷者の専門性は世界最高を目指すと高い目標を掲げて、新しいことにも臆することなくチャレンジしていきます。

最後は法人の名前にvillage(村)と名付けたように脊髄損傷のコミュニティを創ることです。
村というには小さいですが、近隣に多くの脊髄損傷者が集まっているため毎週のように脊髄損傷の皆さんが交流し、ピアサポートが自然にできています。

私が創業時に思い描いていた以上の事業所となり、本当に起業して良かったと感じています。
ただ、現状には全く満足していません。

今はリライフを利用してくれた皆さんが現在の住まいで”人生の最期まで人生を楽しむ”ために、どのような支援と事業所運営をするのかという難題に向き合っています。私自身は代表に固執せず次の世代へバトンタッチして、今後の10年、20年先を見据え、本当に力のある組織にしたいと思っています。

私たちは、これからのリライフを共に創造してくれる新しい脊髄損傷の仲間と、リライフチームの一員になってくれる看護師、介護職、理学療法士、作業療法士、事務スタッフをお待ちしています。

代表 川村 享平

(認定作業療法士、看護師、介護福祉士、介護支援専門員、相談支援専門員)

法人Credo

経営理念(ビジョン)
  • 脊髄損傷の方が自己実現できる場を地域において創造する
目指す姿(ミッション)
  • 当事者の主体性と価値観を最も重視する
  • 安心できる生活を環境提供する
  • 地域において専門性の高いサービスを提供する
行動規範(バリュー)
  • 当事者性:当事者とともに考え行動する
    私たちは当事者の選択を尊重します
  • 創造性:変化や失敗を恐れず、前向きにチャレンジし、新しいものを創造していく
    私たちは常に考え、行動します
  • 専門性:最高のサービスを提供するために自己研鑽を継続する
    私たちは学び続けます
  • 協同性:チームとして、尊重し、支え合い、感謝し、成長する
    私たちはチームとして成長します

法人概要

法人名称特定非営利活動法人 リハビリテーションビレッヂ
事業訪問看護ステーション(医療保険、介護保険)
ヘルパーステーション(居宅介護、重度訪問介護、訪問介護)
代表川村享平
住所〒458-0823 名古屋市緑区太子1-357 太子マンション店舗3号
電話番号052-621-6222 / FAX番号:052-308-4574